便秘
便秘
便秘とは、排便の量が不十分である状態のことをいいます。便が硬い・便の量が少ない・残便感がある、いきなまいと排便できないなどの悩みがある方は、便秘のサインといえます。また、便秘は、大腸がん・過敏性腸症候群(IBS)・パーキンソン病・甲状腺機能低下症・炎症性腸疾患といった重篤な病気の症状である場合もあります。ご自身で消化器疾患を判断することや我慢を続けることなく、些細なお悩みでも当院まで、早めにご相談ください。
運動不足・水分不足・食物繊維不足・腹筋力の低下・過度なダイエットなどが原因で、大腸の運動が低下することで便秘になると言われています。また、精神的なストレスや環境の変化が原因で、副交感神経の興奮・腸管の緊張が起こり便秘になると考えられています。その他にも、日常的に排便を我慢する方は、便秘になりやすいと言われています。
消化器疾患の症状の一種として便秘が生じることがあります。一例として、大腸がん・過敏性腸症候群(IBS)・パーキンソン病・甲状腺機能低下症・炎症性腸疾患などが挙げられます。ご自身で消化器疾患を判断することや我慢を続けることなく早期発見や早期治療を行いましょう。
消化器に異常がないにも関わらず、慢性的な便秘が続く便秘のことをいいます。ストレスや運動不足、睡眠不足などにより生活リズムが崩れることで、自律神経のバランスが乱れます。自律神経が乱れることで、大腸の排便を促す運動が機能不全になることで生じます。また、機能性便秘は①弛緩性便秘、②痙攣性便秘、③直腸性便秘に分類されます。
大腸の排便を促す運動(蠕動運動)が低下することで、便が固くなることで生じる便秘を弛緩性便秘といいます。蠕動運動(ぜんどううんどう)が低下すると、大腸に便が多く留まり通常よりも水分が多く吸収されます。水分が多く吸収されると便が固くなり、便秘が生じやすくなります。腸の運動機能が低下しやすい高齢者、やせ型の女性、寝たきりの方などが起こりやすい便秘と言われています。また、食物繊維の摂取量の減少することで生じやすい便秘とも考えられています。
痙攣性便秘は、ストレスなどが原因である過敏性腸症候群(IBS)の方に多い便秘です。自律神経のバランスが乱れると大腸が極度に緊張します。それにより、腸管の痙攣性収縮が起こり、直腸の排便機能が妨げられることで痙攣性便秘となります。過敏性腸症候群(IBS)などを発症しやすい、若い女性に多いと考えられていいます。
通常、直腸内に便が到達した場合に排便反射が起こりますが、慢性的に便意を我慢すると排便反射が弱くなります。排便反射が弱くなることで便意を伴いにくくなり、直腸性便秘が生じると言われています。日常生活の中で、恥ずかしいなど様々な原因で我慢する方は注意が必要です。
胃・小腸・大腸・肛門などの消化管に疾患がある場合に生じる便秘を器質性便秘といいます。弛緩性便秘・痙攣性便秘・直腸性便秘といった機能性便秘は、生活習慣を整えることで、解消されることがある一方で、器質性便秘は病院/クリニックなどの医療機関を受診する必要があります。ご自身で判断することなく、消化器内科にて適切な診断・治療を受けましょう。
糖尿病・強皮症・甲状腺機能低下症・パーキンソン病などの内分泌疾患や神経疾患によって生じる便秘を、症候性便秘といいます。
便秘を解消するための下剤や向精神薬・抗うつ薬などを使用することで生じる便秘を薬剤性便秘と言います。自己判断することなく、適切な治療を進めていくことが重要です。
便秘の治し方は、便秘の種類や便秘とともに生じる症状によって異なります。治療方法を正しく判断するためには、まず、身体の状態を正確に診断し、病名や症状を確認する必要があります。
大腸カメラ検査は、肛門から先端にカメラが搭載された内視鏡スコープを差し込み、大腸を直接観察する検査です。大腸カメラ検査にかかる検査時間は約20~30分程度です。大腸がんや大腸ポリープは、定期的な内視鏡検査を行っていれば、早期に発見でき、内視鏡での治療が可能な病気です。つまり、大腸がんは予防できる「癌(がん)」のひとつであると言えます。生活環境の変化などにより、今後も日本では増加していくと考えられているため、一度は受けておきたい検査のひとつです。「大腸内視鏡は痛い、苦しい、辛い、怖い」と思っている方に、ぜひ一度当院の内視鏡を受けて頂き、ここで検査をしてよかったと、安心して帰って頂きたいと思っております。大腸内視鏡検査を定期的にきちんと受けることが、大腸がんの早期発見・早期治療にはとても大切です。
①「日本消化器内視鏡学会専門医による内視鏡検査」
②「眠ったまま受けられる大腸カメラ検査」
③「苦痛を減らすための炭酸ガス送気システム」
④「日帰り大腸ポリープ切除」
⑤「富士フィルムの最新内視鏡システムを導入」
⑥「感染症に配慮した安心できる内視鏡検査」
⑦「リカバリールームの完備」
⑧「土曜日の内視鏡検査」
⑨「駐車場の完備」
当院では患者様が安心して胃カメラ検査・大腸カメラ検査を受けて頂けるように、日本消化器内視鏡学会専門医・日本消化器外科学会専門医/指導医である院長が内視鏡検査を実施しております。
大腸カメラ検査を受けられる患者さん皆様が楽に検査を受けて頂けるよう、当院では鎮静薬を使用した「眠ったまま受けられる大腸カメラ検査」をご提供しています。検査後は目を覚ますための拮抗薬を使用し、鎮静薬の効果が切れるまでリカバリールームで休憩する事が出来ますので、ご安心してご帰宅出来ます。鎮静剤を活用してリラックスした状態で大腸カメラ検査を受けて頂く事で、検査時の苦痛が緩和されるだけではなく、大腸カメラ検査の診断レベルの向上にも繋がります。
大腸は蛇腹状にひだがある管腔であり、見落としを防ぐためには大腸カメラ検査では腸管を拡張させてひだの間までしっかりと観察する必要があります。精度の高い検査を行うためには十分な送気(ガスを入れて膨らます事)が不可欠ですが、同時に検査中や検査後のお腹の張りや痛み、嘔気の原因となります。当院では腸管内での吸収が良い炭酸ガスを使用する事により、検査中や検査後のお腹の張りや痛みなどの苦痛な症状を大幅に解消する事が出来ます。
検査中に大腸ポリープを発見した際は必要に応じて、その場で大腸ポリープ切除を行います。一部の大腸ポリープは放置しておくと癌化してしまう事もあります。切除すべき大腸ポリープはその場で切除する事で、再度下剤を飲んで大腸カメラ検査を受ける必要がなくなります。また、大腸ポリープのサイズが大きい、切除後の出血リスクが高い場合は入院での治療が必要となる事もあるため、近くの総合病院へ紹介させて頂く事もあります。
当院の内視鏡検査は、富士フィルムの最新内視鏡システムを活用しております。最新の機器を用いることで、早期胃がん・早期大腸がん・炎症・病変まで発見することが可能です。
胃カメラ検査・大腸カメラ検査時に使用している処置具は学会が定めているガイドラインに沿った消毒衛生管理を実施していますので、ご安心して検査を受診して頂けます。
当院では、リカバリールームを完備しています。胃カメラ検査・大腸カメラ検査後は目を覚ますための拮抗薬を使用し、鎮静薬の効果が切れるまでリカバリールームで休憩する事が可能ですので、ご安心してご帰宅できます。
平日に検査を受けるのが難しいという方にも受診をして頂けれるように、土曜日に内視鏡検査を実施しています。東京都稲城市若葉台にある当院までお気軽にご来院ください。
当院では、アクロスプラザ若葉台東の駐車場を完備しております。内視鏡検査時に鎮静剤をご希望の方は、車・バイク・自転車などを運転することはできませんので、公共交通機関または、ご家族の送迎にてご来院ください。
当院では、充分なコミュニケーションを取りながら、便秘の方に適切な治療をおこなっていきます。また、内視鏡専門医である院長が検査前の診察から胃カメラ検査・大腸カメラ検査、内視鏡検査後の結果説明まで責任をもって全例行います。便秘でお悩みの方は、当院までお気軽にご相談ください。
ひらかた消化器内視鏡クリニック(内科・消化器内科・肝臓内科・内視鏡)では、「クリニックを身近に感じて頂く様に」を目指しています。
病院に対する冷たい、取っつきにくいイメージを変えて、行きやすい、また来てもいいかな、というほのぼのとした雰囲気を作り、患者様に伝わる診療を心がけております。
また、胃カメラ検査の「つらい、苦しい」イメージや大腸カメラ検査の「痛い、苦しい、辛い、怖い」イメージを無くし、安心して内視鏡検査を受けて頂けるように努めております。
東京都稲城市若葉台1-55 アクロスプラザ若葉台東 最寄り駅:若葉台駅にあるひらかた消化器内視鏡クリニックまでお気軽にご相談をください。
お電話でのご予約:042-331-1131
診察
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
9:00~12:00 | ● | ● | / | ● | ● | ● | / |
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休診日:水曜・日曜・祝日
受付終了は診療時間の15分前です。
内視鏡検査
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休診日:水曜・日曜・祝日
ひらかた消化器内視鏡クリニック 院長 平方敦史と申します。
医師になり27年間、大学病院の消化器外科に所属し、様々な患者様の治療を手助けさせて頂きました。2009年7月からは日本医科大学多摩永山病院に赴任し、その後、高度技能専門医を取得。全国の大学病院、地域病院からの紹介で、手術を断られた患者様の手術をし多くの患者様を元気に退院させてきました。
当クリニックでは少しでも患者様との垣根を取り、安心・安全な診療を提供し、皆様が通いやすい雰囲気を作りお迎えしたいと思っております。この活気のある素敵な若葉台で、皆様が健康に生活をして頂くお手伝いが出来る事を嬉しく思っております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
院長 平方 敦史
1996年3月 | 日本医科大学卒業 |
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1996年4月 | 日本医科大学第一外科(消化器外科)入局 |
2005年6月 | ハーバード大学医学部 留学 |
2008年7月 | 日本医科大学千葉北総病院外科 助手 |
2009年7月 | 日本医科大学多摩永山病院外科 助手 |
2011年9月 | 医学博士号取得 |
2018年4月 | 日本医科大学多摩永山病院外科 病院講師 |
2019年4月 | 日本医科大学多摩永山病院外科 講師 |
2022年4月 | 日本医科大学多摩永山病院外科 非常勤講師 |