腹部超音波検査・単純レントゲン検査・血液検査
腹部超音波検査・単純レントゲン検査・血液検査

超音波検査とは体表から装置をあて超音波を発信し、臓器からの反射を画像化する検査です。放射線と異なり被ばくの心配がなく、安全で痛みもないため体への負担が少ない検査です。
腹部表面にプローブ(超音波を発信する装置)をあてて検査を行います。腹部エコー検査は肝臓、胆管・胆のう、すい臓、ひ臓、腎臓など実質臓器と呼ばれる塊となっている臓器を観察するのに適しています。(膀胱、前立腺、婦人科疾患に関しては、条件の良い場合は観察ができますが、正確な診断は泌尿器科や婦人科専門医との連携をとる必要がある場合があります。)逆に管腔臓器と呼ばれるガスを含む消化管を観察するのが苦手であるため、消化管の奥の臓器については観察ができない(特にすい臓)場合があります。従ってCT・MRIなどの検査が必要であると判断される場合には、必要に応じて検査が可能な病院との連携をとり紹介させていただきます。
腹部の炎症、外傷、腫瘍などによる腸管内・腹腔内の異常ガスの有無や、肝臓、膵臓、腎臓の位置および大きさや形、結石、腫瘤陰影、異物の有無などを調べるための検査です。
X線検査は、X線を使って行います。骨や水分、脂肪などの体の組織によってX線の通りやすさが異なることを利用し、画像として映し出します。X線を一方向から体にあてると、体を通過したX線の差が濃淡の影としてモノクロ画像に現れます。胃や大腸などの消化管や、尿管や膀胱などの尿路系を調べる場合には、病変をより分かりやすくするために造影剤を使用することもあります。
X線検査では、金属やボタンなどが付いた衣類を着ていると、撮影する画像に映り込むため、検査着に着替えます。ボタンや金属のついていない薄い下着は、着ていてもかまいません。撮影部位によっては、体の位置を変えたり、息を止めたりすることが必要になります。検査全体にかかる時間は5分程度です。
X線検査にかかる時間は短く、撮影した部位は画像で比較的すぐに確認することができるため、一般的に広く行われている検査です。しかし、X線検査では体の中を一方向から画像にしているため、臓器が重なることによって、CT検査やMRI検査に比べて詳しい診断ができない場合があります。
血液は赤血球や白血球などの血球成分や血球成分を取り除いた血清(血漿)から成り立っています。ある臓器の細胞が障害を受けると、その臓器特有の物質が血液などに流出しますので、血液を調べることは異常を発見する手がかりとなります。体に何らかの異常がある場合、採血することによって血液中の物質数が増えているのか減っているのかを、項目ごとに基準値と照らし合わせ、病気の診断や将来の発症リスクを調べる手助けとなります。主に、肝臓や腎臓の病気、糖尿病、脂質異常症、貧血を見つけることができます。
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